专利摘要:
光通信システムにおいて、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送器を提供する、技術、装置、およびシステム。A
公开号:JP2011514736A
申请号:JP2010546006
申请日:2009-02-05
公开日:2011-05-06
发明作者:ケック,スティーブン;アレクサンダー サーンダーズ,ロス;ジェイ. シュミット,セオドア;マルコッシア,ロバート;マロイン,クリスチャン
申请人:オプネクスト サブシステムズ,インコーポレーテッド;
IPC主号:H04B10-04
专利说明:

[0001] 優先権の主張
本PCT出願は、2008年2月5日に出願された、米国特許出願12/026,545号、発明の名称「プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送」の優先権を主張し、同出願は参照によって本PCT出願の開示の一部として組み込まれる。]
背景技術

[0002] 本出願は、光通信に関する。]
[0003] 光通信は、光変調器を用いて光キャリアビームを変調し、光リンクを介してデジタルビットを伝送する。光通信システムは、光波長分割多重方式(WDM)を用いて、単一の光ファイバを介して種々の光データチャネルを搬送するように変調された複数の光キャリアを伝送することができる。]
[0004] 光通信のパフォーマンスは、様々なパラメータによって特徴付けることができる。例えば、光信号対ノイズ比(OSNR)、データビットエラーレート(BER)、波長当たりのデータビットレート、またはデータスペクトル効率である。光WDM信号の信号品質は、光通信における様々な効果によって劣化し得る。例えば、ファイバ内の光減衰効果および、ファイバ内の色分散(CD)、偏波モード分散(OMD)、偏光依存損失(PDL)を含む光学分散効果である。伝送中の光信号の劣化を緩和する技術のなかには、光伝送路において、信号減衰に対する光増幅器、分散補償装置のような光補償装置を用いるものもある。その他の技術では、さまざまな光変調技術を用いて、例えばファイバ分散のような光伝送における信号劣化効果に耐性がある変調データフォーマットを生成する。]
課題を解決するための手段

[0005] 本出願は、特に、光通信システムにおいて、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を提供する技術、装置、システムを開示する。1側面において、光通信方法は、複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションのなかから選択された可変ビットレートで光チャネル信号の信号変調を制御する際に、異なるデータビットレートを有する複数の異なるQAMコンスタレーションを提供するように、プログラム可能光伝送器を動作させるステップと、前記光チャネル信号を伝送する光伝送リンクの状態に基づき、前記QAMコンスタレーションの1つを選択して前記信号変調を制御するように、前記光伝送器を動作させるステップと、前記光伝送リンクの状態が変わったとき、前記QAMコンスタレーションのうち他の1つを選択して前記信号変調を制御するように、前記光伝送器を動作させるステップと、を有する。]
[0006] 上記光通信方法の1実装例は、QAMコンステレーションのなかから選択された可変データビットレートを有する光チャネル信号の信号変調を制御する際に、異なるデータビットレートを有する複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションを提供するようにプログラム可能光伝送器を動作させるステップと、QAMコンスタレーションの1つを選択して光チャネル信号を伝送するように光伝送器を動作させるステップと、光伝送リンクの状態が変わったとき他のQAMコンスタレーションを選択して信号変調を制御するように光伝送器を動作させるステップと、を有する。]
[0007] 他の側面において、光通信システムは、光チャネル信号生成時の信号変調を制御する際における異なるデータビットレートを有する複数の異なる信号変調フォーマットを有するようにプログラムされたデジタル信号処理部を有する光伝送器と、光伝送器と接続され、光チャネル信号を伝送する光伝送リンクと、光伝送リンクと接続され、光チャネル信号を光伝送器から受信する光レシーバと、光チャネル信号を光伝送器から光レシーバに伝送する際において光伝送リンクの状態を示すフィードバック信号を光伝送器に伝達するフィードバックメカニズムと、を備える。光伝送器は、フィードバック信号に応答し、複数の信号変調フォーマットから1つの信号変調フォーマットを選択し、状態に基づいて信号変調を制御し、光伝送リンクの状態が変わったときは他の信号変調フォーマットを選択して信号変調を制御する。]
[0008] 1つの実装例において、光通信システムは、種々なWDM波長で光WDMチャネル信号を生成する複数のプログラム可能光伝送器を備えた光トランスポンダを備える。各プログラム可能光伝送器は、複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションから選択された可変データビットレートを有する光WDMチャネル信号の信号変調を制御する際における、異なるデータビットレートの複数のQAMコンスタレーションを有するようにプログラムされたデジタル信号処理部を備える。このシステムは、光トランスポンダに接続され、光WDMチャネル信号を伝送する光伝送ネットワークと、少なくとも1つの光WDMチャネル信号を光トランスポンダを受信し、受信した光WDMチャネル信号からデータを抽出するためのコヒーレントQAM検出メカニズムを備える、光伝送ネットワーク内の少なくとも1つの光レシーバと、少なくとも1つのWDMチャネル信号を光トランスポンダから光レシーバに伝送する光伝送リンクの状態を示すフィードバック信号を光トランスポンダに伝達するための、光伝送ネットワーク内のフィードバックメカニズムと、を備える。本システム内において、光トランスポンダはフィードバック信号に応答し、1つのQAMコンスタレーションを複数のQAMコンスタレーションから選択し、フィードバック信号に基づいて個々のプログラム可能光伝送器内の信号変調を制御し、光伝送リンクの状態が変わったとき、他のQAMコンスタレーションを選択して個々のプログラム可能光伝送器内の信号変調を制御する。各プログラム可能光伝送器は、CWレーザビームを生成するレーザ生成器と、CWレーザビームを第1ビームと第2ビームに分岐させるビームスプリッタと、第1ビームと第2ビームを異なるQAMコンスタレーションに基づいて個々に変調する2つのマッハ−ツェンダー光変調器と、2つのマッハ−ツェンダー光変調器を制御するためのQAMコンスタレーションを生成するために必要なDACビット分解能よりも高いDACビット分解能を有するDAコンバータ(DAC)と、を備える。各プログラム可能光伝送器は、プログラム可能光伝送器内の第1QAMコンスタレーションから第2QAMコンスタレーションに変更するとき、ボーレートを固定レートに維持するか、またはボーレートを変化させるかのいずれにも構成することができる。]
[0009] さらに他の側面において、光通信の方法は、光通信ネットワーク内のプログラム可能光トランスポンダを接続するステップであって、各プログラム可能光トランスポンダは光WDMチャネル信号を種々の光WDM波長で生成する複数のプログラム可能光伝送器と、光WDMチャネル信号を検出するための複数の光レシーバと、を備えるステップを有する。各プログラム可能光伝送器は、種々の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションを有するようにプログラムされたデジタル信号処理部を備える。この方法は、プログラム可能光トランスポンダが生成した各光WDMチャネル信号についての各光パスリンクのパフォーマンス情報を取得するステップと、各光トランスポンダ内の各プログラム可能光伝送器を、個々の光パスリンクについてのパフォーマンス情報に基づいて、プログラム可能光伝送器のデジタル信号処理部内の複数のQAMコンステレーションから選択されたQAMコンステレーションの下で動作させるステップと、光ネットワーク内においてフィードバックメカニズムを提供し、個々のプログラム可能光伝送器からの各光WDMチャネル信号についての光パスリンクのパフォーマンスの変化を示す光トランスポンダにフィードバック信号を伝達するステップと、光パスリンクのパフォーマンスの個々の変化がQAMコンステレーションを変更するための所定の条件と合致したとき、プログラム可能光伝送器を動作させ、現在使用中のQAMコンステレーションを異なるQAMコンステレーションに変更するステップと、を有する。]
[0010] さらに別の側面では、光通信の方法は、ネットワーク内の光ノード内において複数のプログラム可能光伝送器を提供するステップを有する。各プログラム可能光伝送器は、種々のデータビットレートの複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションを備え、QAMコンスタレーションのなかから選択された可変データビットレートを有する光チャネル信号の信号変調を制御するように動作する。この方法は、光ノード内の光伝送器からの光チャネル信号を伝送するための光パスリンクの光伝送パフォーマンスを、各光パスリンクについての少なくとも1つの光パスリンク長および光信号対ノイズ比に基づき判定し、各光伝送器について1つのQAMコンスタレーションを選択し、信号変調を制御するステップと、光ノード内の光伝送器を異なるデータビットレートを有する選択されたQAMコンスタレーションの下で動作させるステップと、を有する。]
[0011] これらおよび他の実装例、並びにその変形例は、添付する図面、発明の詳細な説明、特許請求の範囲において詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0012] 本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を実装した、光通信システムの例を示す。
図1Aのシステム内の、プログラム可能可変ビットレート光伝送およびこれに対応する種々の光WDM波長を受信する光レシーバを有する光トランスポンダを示す。
プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光通信器と光レシーバの例をそれぞれ示す。
M変数QAMコンスタレーションおよび代表OSNR、DACおよびADCビット分解能要件、高密度波長分割多重(DWDM)通信システムにおける50GHz間隔再構成可能光挿入・分岐モジュール(ROADMs)を介した伝送に適したボーレート25Gbのビットレートおよびスペクトル効率の例を示す。
M−QAMビットレートとOSNRのトレードオフを示す。
波長チャネル毎のM−QAM最適化についてのネットワーク例を示す。
ROADMsとEDFAsを有する光ネットワークにおけるレート可変光ターミナルの例を示す。
本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を動作させる3つの異なるモードの例を示す。
本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を動作させる3つの異なるモードの例を示す。
本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を動作させる3つの異なるモードの例を示す。
プログラム可能信号変調と動的フィードバックを用いた可変ビットレート光伝送に基づく光システムの例を示す。
「帯域内」汎用通信チャネル(GCC)を介して伝送器と通信して最適ビットレートを設定するレシーバからの事前前方誤り修正(pre−FEC)BERデータを用いた可変ビットレートトランスポンダを制御する、図9のシステムの例を示す。
図10のシステムにおいて最適M−QAMコンスタレーションを設定するためのシステムマージン(事前前方誤り修正(pre−FEC)BERから得られる)をモニタする例を示す。
ボーレートとM−QAMコンスタレーションがともに変化する可変レート伝送についての光信号対ノイズ比(OSNR)感度に対するビットデータレートのシミュレーション結果を示す。基本となる前提は、25Gボー、100Gb/sのPM−QPSKで、IOdB/O.lnm OSNR感度を有することである。
マッハ−ツェンダー変調器(MZM)の伝達関数の望ましくない非線形性を表す、印加電圧に対するマッハ−ツェンダー変調器(MZM)の伝達関数を示す。
16QAMコンスタレーションにおける信号分散に対する伝送器MZM伝達関数の非線形性の影響を示す。
DAC分解能を過量子化しない場合(4ビット)と過量子化する場合(6ビット)の強度シンボルレベル間の距離に対する伝送器MZM伝達関数の非線形性の影響を示す。
MZM非線形性に対処するためのDAC過量子化についてのDAC値ルックアップテーブルの例を示す。] 図10 図1A 図9
実施例

[0013] 本出願に記載されている技術、装置、システムの例は、光伝送器におけるプログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を提供する。例えば、特定の光伝送器の光WDM信号に対するシステム要件に基づいて、光伝送器内の光変調を制御するためにデジタル信号処理部を提供し、種々のビットレート、種々のデータスペクトル効率、種々のOSNR感度レベルを有する種々のデータ変調フォーマットを、光伝送器内で用いることができる。したがって、1つの光伝送器が、多用途な動作条件とシステム要件に応じて可変的な態様で動作し、光伝送器を取り替える必要なしに、所望の伝送パフォーマンスレベルを維持し、または伝送パフォーマンスを最適化することができる。上記のような光伝送器とそれぞれの光レシーバは、ネットワークの光バックボーン構造を取り替えることなく、能力不足の光伝送器と光レシーバを取り替えることにより、光通信システムをより広帯域で改善されたスペクトル効率を有するようにアップグレードするために用いることもできる。]
[0014] 図1Aは、本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を実装した光通信システムの例を示す。可変ビットレート光伝送器110は、光伝送リンクまたはネットワーク120に接続され、光WDM信号を1以上の光レシーバ130および140に送信する。可変ビットレート光伝送器110は、種々のビットレートの種々の信号変調フォーマットを有するようにプログラムされたデジタル信号処理部(DSP)を備え、伝送器110からの出力光WDM信号の信号変調フォーマットを制御する。例えば種々の変調レベル(M)と種々のビットレートを有する様々な直交振幅変調(QAM)を、伝送器110のデジタル信号処理部内にプログラムすることができる。固定ボーレートの種々のM−QAMコンスタレーションを用いることができる。] 図1A
[0015] 様々な光通信システムにおいて、上記のような可変ビットレート光伝送器110は、光WDM信号を受信する光レシーバを備えた光トランスポンダの一部である場合がある。可変ビットレート光伝送器110は、自己の出力光WDMチャネルに対する光伝送要件に基づいて種々のデータビットレートを有する複数の信号変調フォーマットから選択された、自己の信号変調フォーマットを調整するために動作する。図1Bは、光リンクまたはネットワーク120に接続された、ネットワーク120におけるそれぞれ異なる光リンク101および102に対する2つの異なる光WDMチャネル波長で動作する2つの可変ビットレート光伝送器111TXおよび112TXを備える、光トランスポンダ110TRを示す。本例において、2つの光レシーバ111RXおよび112RXは、伝送器111TXおよび112TXとそれぞれペアになっている。各光レシーバは、QAMコンスタレーションの1つの下で変調された光WDMチャンネル信号を検出するための、コヒーレントQAM検出方式を実装することができる。] 図1B
[0016] 1つの実装例において、光伝送器110内のデジタル信号処理部は、光伝送要件と所与の光リンクの条件に基づいて1波長当たりのデータビットレート(すなわちスペクトル効率)を最適化する、プログラム可能変調フォーマットを提供することができる。図1Aに戻って、光伝送器110は、2つの異なる光パスリンク121および122のうち1つを介して伝送する。2つの光パスリンク121および122のいずれであるかに基づいて、信号変調フォーマットおよび関連するデータビットレートを選択し、選択された光パスリンクについて信号伝送のパフォーマンスを向上させることができる。したがって、1つの可変伝送器を、種々のリンク伝送条件の下で種々のデータビットレートを有する種々の信号変調フォーマットの下で動作させるために用いることができる。応用例によっては、例えば、ネットワーク120内のネットワークルータは、光伝送器110からの光WDMチャンネル信号を、第1光レシーバ130に向けた第1光リンク121から、光リンク122を介した別の場所にある第2光レシーバ140へスイッチングすることができる。2つの光リンク121および122の動作条件は異なる場合があるので、光伝送器110は信号変調におけるQAMコンスタレーションを調整してデータ伝送パフォーマンスを最適化するように制御することができる。] 図1A
[0017] 比較的高いOSNRに耐性がある短距離光伝送リンクを考えると、比較的高い1波長当たりのデータレートで伝送する光伝送器について信号変調フォーマットを選択し、光レシーバにおいて、許容範囲内のデータエラー率を達成することができる。低いOSNRにのみ耐性がある長距離伝送リンクについては、異なる信号変調フォーマットを選択し、低いデータレートで伝送して、同等の許容範囲内のデータエラー率を達成することができる。動作中、特定の光伝送器からの光WDM信号は、種々の伝送長を有する種々の宛先を経由することができる。本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送は、伝送パフォーマンスを最適化するため光信号の経路が変化したとき、光伝送器の信号変調フォーマットを変更することができる。]
[0018] 特に、多数の高密度波長分割多重(DWDM)光チャネルおよび再構成可能光挿入・分岐モジュール(ROADMs)を備えた光ノード、種々のWDM波長において種々の光DWDMチャンネルを有する光伝送ネットワーク(OTN)は、例えば異なる都市のような異なる宛先に接続するために用いることができる。したがって、異なる要件を有する場合がある。光DWDMトランスポンダを配置する1つの方法は、トランスポンダが固定データビットレートで固定信号変調フォーマットを有し、最長経路について所望の伝送パフォーマンスをサポートするように設計することである。この設計の下では、光トランスポンダはしばしば短距離光伝送については機能過剰となる。これは、WDM信号に対する信号劣化効果が上記のような光伝送において少なくなり、長距離伝送におけるデータレートよりも高い1波長当たりのデータレートを短距離伝送において使用して同程度のデータエラー率を達成することができるからである。光DWDMトランスポンダを配置する別の方法は、種々の伝送距離またはデータビットレートについて最適化された種々の光伝送器を、光伝送要件に基づいて、適切な光伝送器を選択する各光トランスポンダに配置することである。この設計は、装置の資格、テスト、配置、調整、複数の異なるトランスポンダカードバージョンの予備を要し、これはサービスプロバイダにとっては好ましくない場合がある。]
[0019] 光システムにおける特定の光パスリンクの伝送条件は、様々なパラメータで測定することができる。光伝送リンクの光信号対ノイズ比は、伝送条件を表すために用いることができる。したがって、信号変調における適切なM−QAMコンスタレーションを選択するために用いることができる。光伝送リンクにおけるデータビットエラー率も、伝送条件を表すために用いることができる。したがって、信号変調における適切なM−QAMコンスタレーションを選択するために用いることができる。光チャネル信号における1波長当たりのデータビットレートまたはスペクトル効率も、伝送条件を表すために用いることができる。したがって、信号変調における適切なM−QAMコンスタレーションを選択するために用いることができる。別の例において、最小2乗誤差計算器をデジタル信号処理部内に実装し、データビットエラーの最小2乗値を計算して、チャネル品質または忠実度を表すことができる。また、信号変調における適切なM−QAMコンスタレーションを選択するために用いることができる。さらに、これら異なるパラメータの組み合わせを、信号変調における適切なM−QAMコンスタレーションを選択するために用いることができる。]
[0020] 本発明に係る、プログラム可能信号変調に基づく可変レートM−QAMプログラム可能変調トランスポンダを、上記のような光伝送ネットワーク内に配置し、各トランスポンダについて所望のビットレートを有する信号変調フォーマットを選択し、特定の伝送距離要件、および各DWDMチャネルのOSNRを満たすことができる。この、各光伝送器におけるプログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送は、各波長についてスペクトル効率を最大化し、ファイバ光ケーブルの容量を最大化するために用いることができる。1つのトランスポンダカードタイプは、本発明に係る、各トランスポンダにおけるプログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送に基づいて用いることができる。したがって、在庫保管場所毎にカードタイプを1つのみ持つようにすることにより、関連する在庫コストを最小化することができる。チャネルのボーレートは、一定に保つことができる。その上限は、各DWDMチャネルにおいて得られる光帯域によって設定することができる。種々のレベルのM−QAMを、1ボー当たりの所定数のシンボルをコード化し、データレートを最大化するために提供することができる。これにより、信号のスペクトル幅は、最適な最大値で一定になる。システム実装例によっては、WDM信号を少なくとも5つのROADM高速フィルタを介して伝搬させる必要がある場合もある。このとき、カスケードされた光フィルタFWHM帯域は、典型的には20〜25GHzとなる。本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送は、上記のような要件その他の要件を各伝送器について満たすために用いることができる。]
[0021] 図1Cは、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送器および光レシーバの例をそれぞれ示す。この例は、変調信号成分のI相(in−phase)とQ相(quadrature phase)双方の振幅を制御する、光コヒーレント検出変調方式の基本的な機能ブロック図を示す。可変ビットレート光伝送器は、デジタル信号処理部(DSP)101と、付随するDAコンバータ回路(DAC)を備え、種々のプログラム可能M値直交振幅変調(M−QAM)方式を駆動する。DSP101は、制御アルゴリズムを適用し、光伝送器の信号変調についての複数のQAM方式のなかから適切なQAM方式を選択するようにプログラムされている。本例において、名目ボーレートbnは一定に設定することができ、したがって、種々のM−QAMコンスタレーションの下での光WDM信号についての光伝送帯域は、基本的に変化しないまま維持され得る。この固定ボーレート構成の下では、データビットレートおよびデータスペクトル効率は、光ネットワークインフラを変更または修正せずに、増加させることができる。そのため光システムは、本発明に係る可変ビットレート光伝送器および個々の光レシーバをインストールすることにより、既存のシステムファイバネットワークインフラを変更することなく、より高いビットデータレートおよびスペクトル効率を有するようにアップグレードすることができる。他の実装例において、可変ビットレート光伝送器のボーレートは、複数のM−QAMシンボル空間の間で移動する離散的なステップよりも連続的なレート調整機能を提供するように、調整することができる。] 図1C
[0022] 図1Cの可変ビットレート光伝送器の例において、CWレーザ112は、CWレーザビームを光スプリッタ113に向けて生成するために用いられる。光スプリッタ113は、CWレーザビームを2つのレーザビームに分離し、I相変調信号とQ相変調信号をそれぞれ伝搬する。第1光マッハ−ツェンダー変調器114Aは、第1CWレーザビームを変調して、選択されたQAMコンスタレーションに基づきI相変調信号を伝搬するために用いられる。第2光マッハ−ツェンダー変調器114Bは、第2CWレーザビームを変調して、選択されたQAMコンスタレーションに基づきQ相変調信号を伝搬するために用いられる。2つの光変調器114Aおよび114Bから出力される変調ビームは、位相シフト器115によってπ/2(90度)位相シフトされ、光カプラ116によって結合され、伝送のための出力光WDMチャネルを形成する。] 図1C
[0023] 図1Cの例は、1つの光偏波のみを用いている。これに代えて、2つの直交する光偏波を偏波多重(PM)構成において利用し、2つの個別の直交変調器を各直交偏波状態において使用し、偏波ビーム結合器を用いて2つの直交偏波光WDMチャネルを同一のWDM波長で結合し、2つの異なるチャネルを伝搬するPM出力信号を生成することにより、トラフィック伝搬容量を2倍にすることもできる。2つの異なる光伝送器は、当該WDM波長における共通光キャリア源からの直交偏波を適用して生成した2つの光チャネルを用いることができる。ある実装例では、位相調整を信号変調において提供し、ボースキューを、直交偏波を適用した第1チャネルと第2チャネルの間で変化させる。ボースキューを設定する2つの異なる方法を用いることができる。(1)ボースキューは、製造時点で設定される。(2)フィードバックチャネルを介してレシーバからエラーレート情報が提供され、ボースキューを第1チャネルと第2チャネルの間で調整する。このボースキューは、伝送リンクにおける非線形性の不利益を低減するために用いることができる。] 図1C
[0024] 図1Cは、光伝送器の光レシーバ設計の例を示す。この光レシーバ設計は、デジタル処理ベースの同期コヒーレント検出方式を実装している。この光レシーバは、光局部発振信号を生成する自走光局部発振器(LO)132、2つの光アナログ出力を生成する平衡フォトダイオード133Aおよび133Bを用いることによるフィードフォワードキャリア回復、偏波逆多重、色分散(CD)補償、および偏波モード分散(PMD)、信号をデジタル信号に変換するAD変換(ADC)ブロック、レシーバDSP部134における可変デジタル有限インパルス応答(FIR)フィルタによるデジタル処理を備える。これに代えて、光コヒーレントQAM検出を、光局部発信器および光位相ロックループ(PLL)を用いることにより、デジタル信号処理を用いずに実現することもできる。] 図1C
[0025] 図1Bにおける設計を実装する例として、ボーレートを固定値25Gpsに設定することができる。実際の実装例におけるボーレート値は、PCSエンコード、OTNフレーミング、FECのオーバーヘッドを含めて設定することができる。2つの直交光偏波における2つの光ビームを変調し、偏波多重(PM)に基づく2つの異なるデータチャネルを伝搬することができる。] 図1B
[0026] 図2は、固定ボーレート25Gpsにおける偏波多重位相シフトキーイング(PM−PSK)に基づく8つの異なるQAM変調コンスタレーションの例を示す。図示するM−QAMを実装するため、ADCとDACの分解能の例を示した。その他の適当なADCおよびDACの分解能を用いることもできる。光WDMチャネルの伝送距離を最大化するため、可変ビットレートトランスポンダは、図2(a)に示すように、PM−PSKを伝送するように構成することができる。この変調フォーマットは、最大OSNR感度と最大出射パワーを提供することができる。これにより、ネットワーク内の信号3R(再整形、再送、時間再調整)再生成ポイント間で伝送される距離を最大化することができる。この例における容量は、50Gb/s(1ビット/s/Hz)である。特定のチャネルがパフォーマンスマージンを超過した場合、図2(b)に示すように、トランスポンダをPM−QPSKに再構成することができる。OSNR感度は、図2(a)と同一である(I成分ノイズとQ成分ノイズは独立している)。非線形位相ノイズに対してより鋭敏であるため(QPSKではシンボル状態間が90度であるのに対し、PSKでは180度)、出射パワーはPM−PSKよりもわずかに小さい。これにより、容量は2倍の100Gb/sとなる。同様に、チャネルがより多くのマージンを有している場合(すなわち、典型的にはより短い伝送距離で動作する場合)、トランスポンダは、PM−8QAM(図2(c))、PM−16QAM(図2(d))、PM−32QAM(図2(e))、PM−64QAM(図2(f))、PM−128QAM(図2(g))、PM−256QAM(図2(h))、などに再構成することができる。] 図2
[0027] 図2のコンスタレーション図に示すように、M−QAMビット/シンボルレートが増加する毎に、チャネル伝搬容量は増加し、その代償として要求されるOSNRが増加する。OSNRの増加は、シンボル間のユークリッド距離の減少に起因する。本分析において、矩形QAMコンスタレーションは実装を簡易化するために用いられており、円形QAMコンスタレーションは隣接するシンボル間の最小ユークリッド距離を増加させるために用いることができる。] 図2
[0028] 図3は、チャネルビットレート容量/スペクトル効率とOSNRのトレードオフを、種々のPM−QAM変調フォーマットについて示す。] 図3
[0029] 図4は、各トラフィック挿入・分岐端末にROADMsを配置した実際のDWDMシステムにおいて、プログラム可能M−QAM可変レートトランスポンダが動作する方法の他例を示す。この例によれば、M−QAMコンスタレーションのレベル数が多くなることにより、短いリンクによって一般的には高い容量が得られることが分かる。また、伝送距離を最大化するため、レベル数がより少ないQAM、DQPSK、またはPSK伝送を用いることにより、長い光パス回路は容量が小さくなることが分かる。このアプローチにより、その他のトレードオフも生じ得る。例えば、高容量経路において、EDFA間の距離を減らすこと、またはOSNRを向上させるため用いられるラマン増幅は、伝送器のデジタル処理部内で得られるQAMコンスタレーションから選択された高レベルQAMコンスタレーションを用いることにより容量を増加させる際のトレードオフとなる。他に自由に設定できるのは、3R再生成器を、光伝送距離をある波長または地理的位置において制限または低減するために用い、高次のM−QAM変調器を利用して波長チャネルの伝送レート容量またはスペクトル効率を増加させることである。図4の例では、種々の光パスリンクについての光伝送器は、本願に記載されている同一のレート可変光伝送器を、種々の通信距離に対して種々のデータビットレートを有する種々のM−QAMコンスタレーションで動作するように設定して、用いることができる。] 図4
[0030] 本発明に係る可変ビットレート光伝送器を配置する際に、レート可変M−QAMトランスポンダの集合を、全てが光端末のサブシステムにおいて用い、チャネルデータレートを波長単位ベースで最大化することができる。図5は、ネットワーク内の光ノード内のROADMに接続されたレート可変光トランスポンダの1例を示す。このレート可変光トランスポンダは、調整可能レーザダイオードに基づく種々の調整可能光WDM波長のプログラム可能レート可変光伝送器の集合、および検出における波長選択のための調整可能光局部発信器(LO)を備えた光レシーバの集合を備える。図5に示す設計例は、チャネル距離および各チャネルパスの瞬時パフォーマンスに基づいて、事前前方誤り修正(pre−FEC)BERフィードバックを用いてM−QAMコンスタレーションをリアルタイムベースで適応させ、ビットレートを各波長チャネルに(一般に、商用DWDMシステムには80個の独立チャネルがある)適応させることにより、総合ファイバ容量を最大化するために用いることができる。1実施形態としては、この光ターミナルを、IPパケットが効率的かつ統計的にレート可変DWDMトランスポンダの集合へ向けて多重化され、IPデータスループットを最大化する、インターネットプロトコル(IP)ルータ内に配置することができる。特に、図5のレート可変光トランスポンダは、ROADMおよびシステムの他の特徴を修正することなく、サードパーティーのROADMシステムに接続することができる。この特徴により、システムをアップグレードするコストと作業を低減することができる。] 図5
[0031] 本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送を実装する際に、様々な仕組みを用いて、所与の光伝送器について適切なデータビットレートを有する適切な変調フォーマットを選択することができる。例えば、1実装例において、設計ルール形式光リンクエンジニアリングツールは、どのM−QAM信号コンスタレーションが各特定の伝送経路についてプログラムされるか決定するために用いることができる。伝送経路と変調フォーマットについてのルックアップテーブルが生成され、光伝送器の制御部内に格納される。動作中、経路情報は、適切な変調フォーマットをルックアップテーブルから選択し、変調を制御するために用いられる。経路が当該光伝送器の光WDMチャネルについて変更になった場合、異なる変調フォーマットが当該光伝送器のルックアップテーブルから選択される。]
[0032] 図6は、この処理の1例を示す。最初に、光ネットワーク内のプログラム可能レート可変光トランスポンダによって生成された種々の光WDMチャネルの種々の光リンクパスの光パス特性が、これら光リンクパスを設計する際に用いられる、関連するエンジニアリング設計ルールに基づいて取得される。次に、種々の光WDMチャネルにおける信号変調について適切なM−QAMコンスタレーションが、取得したパス特性(例えば、リンクパス長、OSNR、BER)に基づき、種々の光リンクパスについてそれぞれ選択される。この信号変調のための適切なM−QAMコンスタレーションおよび光リンクパスの間のマッピングは、ルックアップテーブルを形成するために用いられる。システム動作中、このルックアップテーブルは、各光WDMチャネルについて光トランスポンダ内の各プログラム可能可変ビットレート伝送器を制御し、対応する光WDMチャネルを生成するために複数のM−QAMコンスタレーションから選択された対応するM−QAMコンスタレーション内で動作するために用いられる。] 図6
[0033] プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送の他の実装例において、可変レートトランスポンダが設置場所に配置された後、チャネル調整において、最大使用可能容量を判定する、自己調整「設定後は操作不要」処理を実施することができる。この実装例は、事前前方誤り修正(pre−FEC)BER(FEC閾値に対するQマージン)を評価フィードバック値として用い、チャネル内の既知のパフォーマンス劣化について十分なマージンを有する最大伝送レートを判定することができる。図7は、この処理の1例を示す。最初に、1以上のプログラム可能可変ビットレート光トランスポンダが、光ネットワーク内に設置される。設置されたトランスポンダは、光ネットワーク内のトランスポンダによって生成された種々の光WDMチャネルの種々の光リンクパスのパス特性を測定するための調整テストを実施する。測定されたパス特性(例えば、リンクパス長、OSNR、BER)に基づき、種々の光WDMチャネル内の信号変調についての個々のM−QAMコンスタレーションが、種々の光リンクパスについてそれぞれ選択される。各光WDMチャネルについての光トランスポンダ内の各プログラム可能可変ビットレート伝送器は、対応する光WDMチャネルを生成するために複数のM−QAMコンスタレーションから選択された、対応するM−QAMコンスタレーション内で動作するように制御される。実際の実装例においては、光WDMチャネル信号の伝送条件は、時間によって変化し得る。そのため、選択されたQAMコンスタレーションは、後に不適切となる場合がある。したがって、ネットワーク内である期間動作した後、調整テストを再度実施して、各リンクパスについて測定したパス特性を更新し、各チャネルについてのM−QAMコンスタレーションの選択を更新する場合がある。] 図7
[0034] さらに別の実装例では、可変ビットレート光伝送器に現在の光伝送要件またはリンク状態を通知し、ビットレートがリンクの瞬時パフォーマンスに継続的に適合するようにするため、動的フィードバックメカニズムが提供される。このフィードバックにより、レート可変伝送器のレートを適合させながら用いることができる。]
[0035] 図8は、プログラム可能可変ビットレート光伝送器を調整する際の、上記フィードバック制御処理の例を示す。プログラム可能可変ビットレート光トランスポンダが動作している間、ネットワーク内の個々の光レシーバにおけるトランスポンダによって生成された種々の光WDMチャネルの種々の光リンクパスの光パフォーマンスが監視される。この監視は、例えば光レシーバにおいて実現することができる。光通信信号は、監視した光パフォーマンスを各光レシーバから光トランスポンダへ通知するためのフィードバックとして用いることができる。光トランスポンダは、種々の光WDMチャネルの種々の光リンクパスの監視したパフォーマンスを分析し、各プログラム可能可変ビットレート伝送器において現在使用されているM−QAMコンスタレーションについてリンクパフォーマンスを判定するように動作する。測定されたリンクパフォーマンスと現在使用中のM−QAMコンスタレーションが合致しないとき、プログラム可能可変ビットレート伝送器は、リンクパフォーマンスに基づいて、別のM−QAMコンスタレーションに変更するように制御される。測定されたリンクパフォーマンスと現在使用中のM−QAMコンスタレーションが合致するとき、プログラム可能可変ビットレート伝送器は、現時亜使用中のM−QAMコンスタレーションを維持するように制御される。このフィードバックと制御は、上記処理ステップが繰り返されている通常動作中の実時間内に実装することができる。] 図8
[0036] 1つの実装例において、事前前方誤り修正(pre−FEC)BER閾値は、信号変調のためのM−QAMコンスタレーションの選択、すなわち選択されたM−QAMコンスタレーションに関連付けられたビットレートを制御するためのフィードバックメカニズムとして用いられる場合がある。この実装例は、光ファイバの伝送容量をチャネル毎ベースで動的に最大化することができる。この設計は、従来の設計および/または短距離リンク上の動作のいずれにおいても、チャネルが最大容量より低いパフォーマンスで動作している様々な既存システムにおけるDWDMチャネルのパフォーマンスを改善することができる。]
[0037] 図9は、プログラム可能信号変調と動的フィードバックを用いた可変ビットレート光伝送に基づく光通信システムの例を示す。フィードバック信号、例えば光フィードバック信号は、宛先光トランスポンダ内の光レシーバにおいて生成され、光伝送器の信号変調フォーマットを制御するために光伝送器へ戻される。様々なパフォーマンス監視メカニズムを、ビットレートを制御(および最大化)するためのフィードバックメカニズムとして用いることができる。ビットレート(およびM−QAMコンスタレーション)がビットレートを最大化するために選択されるとき、パフォーマンスフィードバック信号は、FECエラーを生じさせることなく(エラーなし伝送)、レシーバ(末端)から伝送器(ヘッドエンド)に伝達することができる。] 図9
[0038] 1例として、OSNR値は、フィードバックするレシーバパフォーマンス監視パラメータの1つとなり得る。OSNRを用いる際の制約の1つは、実際のリンクパフォーマンスとの関連性が弱く、伝送パフォーマンスに影響を与えるアイダイヤグラム歪み効果(例えば、CD、PMD、SPM)を含んでいないことである。様々な商用基幹光ネットワーク装置は、前方誤り修正(FEC)エンコーディングを用いて伝送可能距離パフォーマンスを改善する。このパラメータをフィードバックのために用い、本発明に係る可変ビットレート光伝送器を制御することができる。FECの利点は、事前前方誤り修正(pre−FEC)BERも監視できることである。FECコード化ゲイン(特定の選択されたアルゴリズムによって判定される)を知ることにより、システムマージン(通常、dBQで与えられる)を容易に求めることができる。最適なM−QAMコンスタレーション、すなわち伝送ビットレートは、高速過渡効果(可変ビットレートトランスポンダが追跡できないほど速い)に起因する事後FEC出力ビットエラーを生じさせない程度に十分高く、トランスポンダが低すぎるビットレートで伝送してスループットパフォーマンスを最大化できないほどには大きくない、マージン値を得ることができる。伝送ネットワーク、例えばSONETやOTNは、通常は信号フレームのオーバーヘッドバイト内に記述される、管理データを送信するために用いることのできる帯域内通信チャネルを提供する。]
[0039] 図10は、OTNシステム向けITU標準G.709の汎用通信チャネル(GCC)光信号を用いて、事前前方誤り修正(pre−FEC)BERフィードバック信号を、末端光トランスポンダからヘッドエンド光トランスポンダまで、伝送された光WDMチャネルの反対方向のデータパスを介して送信する、図9のフィードバックの実装例を示す。図示するように、ヘッドエンド光トランスポンダ内のGCC伝送器は、GCC伝送器を動作させ、レシーバRXから受信したFEC情報を変調してGCC信号としてM−QAM調整可能ビットレート伝送器に渡す。ヘッドエンドトランスポンダは次に、GCCを終了し、事前前方誤り修正(pre−FEC)BERデータに基づいて、M−QAM調整可能ビットレート光伝送器のために用いられる個々のビットレートを有する最適なM−QAMコンスタレーションを判定する。選択されたM−QAMコンスタレーションは次に、M−QAM調整可能ビットレート光伝送器内の信号変調を制御するために用いられる。その他の光信号も、QAMコンスタレーションを選択して制御する際の光フィードバックに用いることができる。] 図10 図9
[0040] 図11は、Rxの事前前方誤り修正(pre−FEC)BERデータから得られる瞬時マージンの高低閾値を用いて、光伝送器のM−QAMコンスタレーションを増加または減少させるための割り込み信号を送信し、ビットレートスループットを最大化する方法例を示す。所定の低側閾値を設定し、マージンが閾値を下回った際にトリガを送信することができる。トリガはその後、データレート(M−QAMコンスタレーション)を直接低減させるか、またはデータフローのコントローラに信号を送信する(例えば、IPルータ内のフロー制御メカニズム、または交差接続スイッチ内の帯域集約制御)、割り込み信号を生じさせることができる。フローコントローラは、ビットレートが抑制されたときにエンドユーザの通信に影響が出ないように、適切なアクション(例えば、異なるパスまたは波長によってトラフィックの経路を再決定する)を取ることができる。送信端と受信端の双方において、チャネルが新たなM−QAMコンスタレーションに再適合して同期する期間中、バッファも必要になる。マージンが特定の高側閾値を超過したとき、このチャネルの利用は抑制され、ビットレート(M−QAMコンスタレーション)を増加させてこの改善したリンクパフォーマンスの利益を享受し、ビットレートを最大化する。ここでも、この閾値を交差すると瞬時的にビットレートを増加させるが、帯域フローコントローラに割り込み信号を送信して、チャネルのビットレートを増加させることができる旨を通知し、回線上のビットレートが増加する前に必要なアクション(バッファリング、トラフィックフローの経路再決定、など)を取ることができるようにするほうが有益である。] 図11
[0041] 本願に記載されている様々な特徴を、1つの可変ビットレートトランスポンダを動作させて、M−QAMコンスタレーション伝送を変更することを介してビットレートを修正し、DWDMシステム内の特定波長チャネル上のデータスループットを最大化するために用いることができる。実際のチャネルパフォーマンスは、様々な要因に依拠する。この要因には、伝送距離(OSNR)、ファイバ線形性効果(例えば、CD、PMD、PDL)および、自己位相変調(SPM)、ビット間4光波混合(IFWM)、相互位相変調(XPM)、4光子混合(FWM)のような非線形光効果からの蓄積信号歪みを含む。これらの多くは、時間的変化またはチャネル劣化を生じさせる。ホストDWDMシステム光ファイバを介した伝搬を保証するために選択される最大ボーレートを想定すると(例えば、25Gボーレートは、複数のカスケード接続された50GHzROADMsを介した伝送を保証する)、ボーレートを変更せずに(または光スペクトル幅を1次まで)可変トランスポンダのビットレートを増加させることは、設置済みのDWDM装置を変更する必要なしに、信号がDWDMフィルタを介して伝搬できることを意味する。]
[0042] システム内の種々の距離を横断する種々のWDM波長における種々の光伝送器は、個々のM−QAMコンスタレーション内のレベルを調整し、伝送距離についてのスペクトル効率のトレードオフを図るように動作することができる。短距離であれば、比較的高いビットレートを有するM−QAMコンスタレーションで動作することができる。一方、長距離回路は伝送距離を最適化し、その結果としてビットレートは低くなる。1タイプの可変レートトランスポンダのみが必要となるので、複数の異なる伝送距離を有する異なる固定レートトランスポンダを所有し、各在庫保管場所がトランスポンダの各タイプを1つずつ保管しなければならない場合と比較すると、在庫に関する不利益は多くない。可変ビットレートトランスポンダ設計のコストは、電気光学素子のコストが支配的である。可変設計のコスト構造は、PM−QPSKをサポートする固定トランスポンダと概ね同様である。これは、短距離回路についてデータレートを増加させることは非常に低コストで実現できることを意味し(送信端においてDAC、受信端において高分解能ADCを必要とする)、これはサービスプロバイダにとって魅力的である。]
[0043] 本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送は、空間および電力に関する顕著な利益を得るために実装することもできる。トランスポンダが高データレートで伝送するとき、電力消費とトランスポンダの設置面積は変化せず、これによりサービスプロバイダにとっての運用コスト(OPEX)を大幅に節減し、サービスプロバイダのバックボーン光伝送ネットワークの二酸化炭素排出量を低減して環境によい影響を与えることができる。]
[0044] 本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送は、連続的な適応ビットレート制御を提供し、チャネルがいつの時点においても最大データ搬送容量で維持されるようにするために用いることができる。多くの歪み効果が時間的に変化すると(例えば、PMD、PDL、XPM、FWM)、パフォーマンスマージンも変動する。固定レートトランスポンダ設計を有する様々な他の光システムは、これら効果の最悪値に対処するため、追加マージンを用いることができる。上記のような固定レートシステムでは、任意の時点において、これら効果は最悪値になっていないので、チャネルは通常、超過パフォーマンスマージンを有する。本発明に係る、プログラム可能信号変調を用いた可変ビットレート光伝送は、劣化現象に影響を受けた瞬時時間歪みの値に基づき、チャネルがリアルタイムでビットレートに適応し最大化できるようにするために実装することができる。可変ビットレート伝送は、光伝送ネットワークにおいて伝送される平均ビットレートを増加させることにより、ネットワークに追加の価値を提供する。また、保守的過ぎるリンク設計条件によって、ネットワーク内に固定レートトランスポンダまたは再生器が多数配置され過ぎるというリスクを低減する。]
[0045] 長い伝送距離要件については、可変レートトランスポンダにより、通常は低いM−QAMコンスタレーション(おそらく、最大伝送距離については[PM]−QPSK)が選択されると予測される。しかし、キャリアがスペクトル効率を重視する場合(例えば、低#光ファイバを有し、または既存のDWDMシステム上で容量を最大化したい場合)、サービスプロバイダは、調整可能再生器をリンク上に配置するというオプションを有する。これにより、必要なOSNR感度を低減し、リンク上の可変レートトランスポンダと再生器からの高データレート伝送を可能にする。トレードオフとなるのは、高スペクトル効率(ファイバ毎の容量をより多くする)と再生器のコストである。再生器がリンク内で用いられる場合、末端間リンクは、最低マージンOEO区域に制約されるビットレートを有する。そのため、再生器と末端トランスポンダの間で通信し、可変ビットレートが全ての区域について同一であり、最低マージンOEO区域によって指示されていることを確認することが必要になる。ここでも、事前前方誤り修正(pre−FEC)BER監視を用いたマージン測定と帯域内通信チャネル(例えばGCC)を、この目的と制御のために用いることができる。]
[0046] 上述のように、ビットレートを増加させるためにM−QAMコンスタレーションを変更し、ボーレートを固定値に維持することに加えて、光伝送器のデータボーレートも変化し得る。ボーレートが増加するとSNRの不利益が減少するので、ボーレートを増加させることは、高密度なM−QAMコンスタレーションにおいて有効に用いることができる。信号の光スペクトル幅は、ボーレートが増加すると増加し、この増加した光スペクトル幅はシステム内のDWDM光フィルタ、例えば端末におけるMUX/DEMUX要素、およびトラフィック挿入/分岐点における再構成可能光挿入・分岐多重装置(ROADMs)を介した伝送パフォーマンスを制限する場合がある。ボーレートを増加させると、高速チャネルが横断するROADMsの数を減少させることにつながり、および/または長距離光ネットワークにおいて典型的には50GHzのDWDMチャネル間隔を増加させることが必要になる場合がある。これは、ボーレートを増加させると、より大きいチャネル間隔、例えば100GHzチャネル間隔が必要になる場合があるからである。反対に、ボーレートを低減させると、より多くのROADMsを介した伝送またはより高密度なDWDMチャネル間隔、たとえば33GHzまたは25GHzチャネル間隔での動作が可能になる場合がある。図12は、ボーレートとM−QAMコンスタレーションの双方が変化する可変レート伝送における、光信号対ノイズ比(OSNR)感度に対するビットデータレートのシミュレーション結果を示す。基本的な前提は、25Gボーレート、100Gb/s PM−QPSKがIOdB/O.lnm OSNR感度を有していることである。] 図12
[0047] 上述のM−QAM光伝送器は、M−QAM信号コンスタレーションを生成するだけのために必要なビット分解能よりも高いビット分解能を有するDAコンバータ(DAC)を組み込むために実装することができる。このDAC過量子化により、伝送器駆動チェーン(例えば駆動増幅器、特に電気光学変調器)内の非線形性のいくつかを補償することができる。光キャリアのIおよびQ変調にマッハ−ツェンダー変調器(MZM)が用いられる場合、MZMが、光強度出力が電気駆動入力の関数となる2乗余弦伝達関数を生成するので、非線形性は特に強くなる。]
[0048] 図13は、印加電圧に対するマッハ−ツェンダー変調器(MZM)の伝達関数を示す。同図は、マッハ−ツェンダー変調器(MZM)の伝達関数の、望ましくない非線形性を示す。この非線形性が訂正されない場合、M−QAMコンスタレーションにおける本来の位置から最も離れたシンボル状態は圧縮され、最も近いシンボル状態は間隔が広くなる可能性がある。図14は、16QAMコンスタレーションにおいて、伝送MZMの伝達関数の非線形性がシンボル配置に及ぼす影響を示す。これは、シンボル状態間の最適でないユークリッド距離間隔をもたらし、本来の位置から最も離れたシンボル状態間のユークリッド距離が小さいため、シンボル間ユークリッド距離が均等に配置されている場合よりも大幅に高いビットレートを生成する結果となる。図15は、DAC分解能を過量子化しない場合(4ビット)および過量子化する場合(6ビット)において、伝送MZMの伝達関数の非線形性が強度シンボルレベル間の距離に及ぼす影響を示す。] 図13 図14 図15
[0049] DAC過量子化を有する他の理由は、シンボルが均等に配置されたとき、最適パフォーマンスが得られないからである。この理由は、光ノイズの成分が、強度、例えば自然放出ビートノイズに依拠しているからである。そのため、システムの光SNRが既知であるか、またはコヒーレント等価モデム内のLMSエラー信号エラー値のようなノイズに関するパフォーマンス監視から推定できる場合、DAC過量子化によって非線形性を追加し、最適BERパフォーマンスを提供することができる。この非線形プリディストーション(pre−distortion)(高強度レベルにおける隣接シンボル間のユークリッド距離を大きくする)は、チャネル試運転の間またはルックアップテーブルを介して、調整処理中に最適化することができる。図16は、MZM非線形性に対処するためのDAC過量子化におけるDAC値ルックアップテーブルの例を示す。DAC過量子化の2つの余剰ビットを用いることにより、16振幅レベル信号が生成される。] 図16
[0050] 本明細書は、多くの詳細を含んでいるが、これらは、特許請求の範囲または特許請求可能な範囲を制限するものではなく、本発明の特定の実施の形態の特定の特徴の記述として解釈される。本明細書において、別個の実施の形態の文脈で開示した幾つかの特徴を組み合わせて、単一の実施の形態として実施してもよい。逆に、単一の実施の形態の文脈で開示した様々な特徴は、複数の実施の形態として別個に実施してもよく、適切な如何なる部分的組合せとして実施してもよい。さらに、以上では、幾つかの特徴を、ある組合せで機能するものと説明しているが、初期的には、そのように特許請求している場合であっても、特許請求された組合せからの1つ以上の特徴は、幾つかの場合、組合せから除外でき、特許請求された組合せは、部分的組合せまたは部分的な組合せの変形に変更してもよい。]
[0051] 開示しているのは、数個の例と実装のみである。記載した例および実装に対して、変形、修正、機能強化を施すことができ、開示内容にしたがってその他の実装することも可能である。]
权利要求:

請求項1
光通信の方法であって、複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションのなかから選択された可変ビットレートで光チャネル信号の信号変調を制御する際に、異なるデータビットレートを有する複数の異なるQAMコンスタレーションを提供するように、プログラム可能光伝送器を動作させるステップと、前記光チャネル信号を伝送する光伝送リンクの状態に基づき、前記QAMコンスタレーションの1つを選択して前記信号変調を制御するように、前記光伝送器を動作させるステップと、前記光伝送リンクの状態が変わったとき、前記QAMコンスタレーションのうち他の1つを選択して前記信号変調を制御するように、前記光伝送器を動作させるステップと、を有することを特徴とする光通信方法。
請求項2
前記光伝送リンクの状態の変化は、前記光伝送リンクの距離を含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項3
前記光伝送リンクの距離が増加したとき、信号変調のための前記QAMコンスタレーションを、より低いデータビットレートのQAMコンスタレーションに変更するように、前記光伝送器を動作させるステップを有することを特徴とする請求項2記載の光通信方法。
請求項4
前記光伝送リンクの状態の変化は、前記光伝送リンクの光信号対ノイズ比を含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項5
前記光伝送リンクの状態の変化は、前記光伝送リンク内のデータビットエラー率を含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項6
前記光伝送リンクの状態の変化は、前記光チャネル信号内の1波長当たりのデータビットレートを含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項7
前記光伝送リンク内のデータビットエラー率の最小2乗値を用いて前記光伝送リンクの状態の変化を示すステップを有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項8
前記QAMコンスタレーションは、円形QAMコンスタレーションを含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項9
前記QAMコンスタレーションは、矩形QAMコンスタレーションを含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項10
前記QAMコンスタレーションについての所定のルックアップテーブルと、前記光チャネル信号を伝送するための前記光伝送リンクの動作状態を提供するステップと、前記光伝送リンクの所与の動作条件を用いて、前記光伝送器内の前記信号変調のためのQAMコンスタレーションを、前記所定のルックアップテーブルから選択するステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項11
前記光伝送器が前記光伝送リンクを介して前記光チャネル信号を伝送する動作中に、前記光伝送リンクの状態を監視するステップと、フィードバック信号を用いて前記監視した状態を前記光伝送器に伝達するステップと、前記フィードバック信号に応じて、前記光伝送器内の前記信号変調のためのQAMコンスタレーションを選択するように、前記光伝送器を動作させるステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項12
前記光伝送器に、前記光伝送リンクを介して前記光チャネル信号を伝送する動作をさせる前に、前記光伝送リンクのパフォーマンスを測定するテストを実施するように、前記光伝送器を動作させるステップと、前記測定された前記光伝送リンクのパフォーマンスを用いて、前記光伝送器内の前記信号変調のためのQAMコンスタレーションを選択するステップと、前記光伝送リンクを介して前記光チャネル信号を伝送する際に、前記光伝送器を前記選択されたQAMコンスタレーションの下で動作させるステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項13
前記光伝送器を前記選択されたQAMコンスタレーションの下で動作させ、ある期間が経過した後、前記光伝送リンクのパフォーマンスを測定する他のテストを実施するように、前記光伝送器を動作させるステップと、前記測定された前記光リンクのパフォーマンスを用いて、前記選択された現在使用中の前記光伝送器内の前記信号変調のためのQAMコンスタレーションが適正であるか否かを判定するステップと、前記測定されたパフォーマンスに基づき、以前に選択された現在使用中の前記信号変調のためのQAMコンスタレーションが適正でないとき、前記光伝送リンクを介して前記光チャネル信号を伝送する際に、異なるQAMコンスタレーションを選択するように、前記光伝送器を動作させるステップと、を有することを特徴とする請求項13記載の光通信方法。
請求項14
前記プログラム可能光伝送器内の前記異なるデータビットレートを有する異なるQAMコンスタレーションは、固定ボーレートを有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項15
前記プログラム可能光伝送器内の、前記異なるデータビットレートを有するQAMコンスタレーションのうち、第1QAMコンスタレーションから第2QAMコンスタレーションに変更するとき、ボーレートを変更するステップを有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項16
前記光チャネル信号を前記光伝送リンクから受信し、前記受信した光チャネル信号からデータを抽出するように、コヒーレントQAM検出光レシーバを動作させるステップを有することを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
請求項17
前記コヒーレントQAM検出光レシーバは、前記受信した光チャネル信号からデータを抽出する際に、光信号を生成して、前記受信した光チャネル信号と混合する局部光発信器を備えることを特徴とする請求項16記載の光通信方法。
請求項18
前記コヒーレントQAM検出光レシーバは、前記受信した光チャネル信号からデータを抽出する際に、デジタルコヒーレントQAM処理を実施する、デジタル信号プロセッサを備えることを特徴とする請求項16記載の光通信方法。
請求項19
光通信システムであって、異なる光WDM波長で光WDMチャネル信号を生成する複数のプログラム可能光伝送器を備え、各プログラム可能光伝送器は、複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションのなかから選択された可変ビットレートで光WDMチャネル信号の信号変調を制御する際に、異なるデータビットレートを有する複数の異なるQAMコンスタレーションを含むようにプログラムされたデジタル信号処理部を備える、光トランスポンダと、光トランスポンダに接続され、前記光WDMチャネル信号を伝送する、光伝送ネットワークと、少なくとも1つの前記光WDMチャネル信号を前記光トランスポンダから受信し、前記受信した光WDMチャネル信号からデータを抽出するコヒーレントQAM検出メカニズムを備える、前記光伝送ネットワーク内の少なくとも1つの光レシーバと、少なくとも1つの前記光WDMチャネル信号を前記光トランスポンダから前記光レシーバに伝送する光伝送リンクの状態を示すフィードバックメカニズムと、を備え、前記光トランスポンダは、前記フィードバック信号に応答して、前記QAMコンスタレーションのなかから1つのQAMコンスタレーションを選択し、前記フィードバック信号に基づいて、個々のプログラム可能光伝送器内の前記信号変調を制御し、前記光伝送リンクの状態が変わったとき、他のQAMコンスタレーションを選択し、前記個々のプログラム可能光伝送器内の前記信号変調を制御することを特徴とする光通信システム。
請求項20
前記プログラム可能光伝送器からの前記WDMチャネル波長における前記光WDMチャネル信号は、第1光偏波状態にあり、前記光トランスポンダは、第2光WDMチャネル信号を前記WDMチャネル波長で、前記第1偏波状態と直交する第2光偏波状態で生成する、第2プログラム可能光伝送器と、前記第1光偏波状態の前記光WDMチャネル信号と前記第2光偏波状態の前記第2光WDM信号を結合し、偏波多重信号を生成して前記光伝送ネットワークに伝送する偏波結合器と、を備えることを特徴とする請求項19記載の光通信システム。
請求項21
各プログラム可能光伝送器は、前記プログラム可能光伝送器内の、前記異なるデータビットレートを有するQAMコンスタレーションのうち、第1QAMコンスタレーションから第2QAMコンスタレーションに変更するとき、ボーレートを変更することを特徴とする請求項19記載の光通信システム。
請求項22
各プログラム可能光伝送器は、前記プログラム可能光伝送器内の、前記異なるデータビットレートを有するQAMコンスタレーションのうち、第1QAMコンスタレーションから第2QAMコンスタレーションに変更するとき、固定ボーレートを維持することを特徴とする請求項19記載の光通信システム。
請求項23
各プログラム可能光伝送器は、CWレーザビームを生成するレーザ生成器と、前記CWレーザビームを第1ビームと第2ビームに分割するビームスプリッタと、異なるQAMコンスタレーションに基づいて前記第1ビームと前記第2ビームをそれぞれ変調する2つのマッハ−ツェンダー光変調器と、前記QAMコンスタレーションを生成するのに足るDACビット分解能よりも高いDACビット分解能を有し、前記2つのマッハ−ツェンダー光変調器を制御する、DAコンバータ(DAC)回路と、ことを特徴とする請求項19記載の光通信システム。
請求項24
光通信の方法であって、プログラム可能光トランスポンダを光通信ネットワークに接続するステップであって、各光トランスポンダは、異なる光WDM波長で光WDMチャネル信号を生成する複数のプログラム可能光伝送器と、光WDMチャネル信号を検出する複数の光レシーバと、を備え、各プログラム可能光伝送器は、複数の直交振幅変調(QAM)コンスタレーションのなかから選択された可変ビットレートで光WDMチャネル信号の信号変調を制御する際に、異なるデータビットレートを有する複数の異なるQAMコンスタレーションを含むようにプログラムされたデジタル信号処理部を備える、ステップと、プログラム可能光トランスポンダによって生成された、各前記光WDMチャネル信号の各光パスリンクについてのパフォーマンス情報を取得するステップと、各前記光パスリンクの前記パフォーマンス情報に基づいて、各光トランスポンダ内の各前記プログラム可能光伝送器を、前記プログラム可能光伝送器の前記デジタル信号処理部内の前記複数のQAMコンスタレーションから選択されたQAMコンスタレーションの下で動作させるステップと、個々のプログラム可能光伝送器からの各光WDMチャネル信号について前記光パスリンクの前記パフォーマンスの変化を示すフィードバック信号を前記光トランスポンダに伝達するフィードバックメカニズムを前記光ネットワークにおいて提供するステップと、前記光パスリンクの前記パフォーマンスの変化が、QAMコンスタレーションを変更するための所定の条件に合致するとき、現在使用しているQAMコンスタレーションを異なるQAMコンスタレーションに変更するように、プログラム可能光伝送器を動作させるステップと、を有することを特徴とする光通信方法。
請求項25
前記QAMコンスタレーションを変更するための所定の条件は、前記光パスリンクの距離を含むことを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項26
前記QAMコンスタレーションを変更するための所定の条件は、前記光パスリンクの光信号対ノイズ比を含むことを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項27
前記QAMコンスタレーションを変更するための所定の条件は、前記光パスリンクのデータビットエラー率を含むことを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項28
前記QAMコンスタレーションを変更するための所定の条件は、前記光チャネル信号内の1波長当たりのデータビットレートを含むことを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項29
前記光伝送リンク内のデータビットエラー率の最小2乗値を用いて前記QAMコンスタレーションを変更するための所定の条件を示すステップを有することを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項30
前記光ネットワーク内の第1光パスリンクを介して第1光WDMチャネル信号を送信する際に、プログラム可能光トランスポンダ内の第1プログラム可能光伝送器を、第1QAMコンスタレーションの下で第1データレートで動作させるステップと、前記第1光パスリンクよりも長い第2光パスリンクを介して第2光WDMチャネル信号を送信する際に、前記プログラム可能光トランスポンダ内の第2プログラム可能光伝送器を、第2QAMコンスタレーションの下で前記第1データレートよりも低い第2データレートで動作させるステップと、を有することを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項31
前記光ネットワーク内の第1光パスリンクを介して第1光WDMチャネル信号を送信する際に、プログラム可能光トランスポンダ内の第1プログラム可能光伝送器を、第1QAMコンスタレーションの下で第1データレートで動作させるステップと、前記第1光パスリンクよりも光信号対ノイズ比が高い第2光パスリンクを介して第2光WDMチャネル信号を送信する際に、前記プログラム可能光トランスポンダ内の第2プログラム可能光伝送器を、第2QAMコンスタレーションの下で前記第1データレートよりも低い第2データレートで動作させるステップと、を有することを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項32
各プログラム可能光伝送器を設定する際に、前記複数のQAMコンスタレーション内に、2−QAM、4−QAM、8−QAM、16−QAM、32−QAM、64−QAM、128−QAM、256−QAMを含めることを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項33
前記光ネットワーク内の選択されたQAMコンスタレーションの下で、各光WDMチャネル信号を検出する際に、コヒーレントQAM検出方式を適用するステップを有することを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項34
前記複数のQAMコンスタレーションを固定共通ボーレートに維持するステップを有することを特徴とする請求項24記載の光通信方法。
請求項35
光通信の方法であって、ネットワーク内の光ノードにおいて複数のプログラム可能光伝送器を提供するステップであって、各プログラム可能光伝送器は、異なるデータビットレートを有する複数の異なる直交振幅変調(QAM)コンスタレーションを備え、前記QAMコンスタレーションから選択された可変ビットレートを有する光チャネル信号の信号変調を制御する、ステップと、各光パスリンクについての光パスリンク長および光信号対ノイズ比の少なくとも1つに基づいて、光パスリンクが光チャネル信号を前記光ノード内の光伝送器から伝送する光伝送パフォーマンスを判定し、各光伝送器について前記QAMコンスタレーションの1つを選択し、前記信号変調を制御するステップと、前記光ノード内の前記光伝送器を前記選択されたQAMコンスタレーションの下で異なるデータビットレートで動作させるステップと、を有することを特徴とする光通信方法。
請求項36
前記光パスリンクの設計ルールに基づいて光パスリンクの前記光伝送パフォーマンスを判定するステップを有することを特徴とする請求項35記載の光通信方法。
請求項37
光パスリンクの前記光伝送パフォーマンスを判定するステップは、各光パスリンクに対して光伝送パフォーマンスを測定するテストを実施するステップと、前記光パスリンクについてQAMコンスタレーションを選択するためのテストにおいて、前記測定された光伝送パフォーマンスを用いるステップと、によって実施されることを特徴とする請求項35記載の光通信方法。
請求項38
光パスリンクの前記光伝送パフォーマンスを判定するステップは、各光パスリンクの受信端において前記光伝送パフォーマンスを測定するステップと、各光伝送器に前記受信端における前記測定された光伝送パフォーマンスを通知するためのフィードバック信号を動作させるステップと、前記光パスリンクについてQAMコンスタレーションを選択する際に、前記フィードバック新号内の前記測定された光伝送パフォーマンスを用いて前記光伝送器を動作させるステップと、によって実施されることを特徴とする請求項35記載の光通信方法。
請求項39
異なるデータビットレートを有するQAMコンスタレーションを選択するとき、ボーレートを変更するステップを有することを特徴とする請求項35記載の光通信方法。
請求項40
異なるデータビットレートを有するQAMコンスタレーションを選択するとき、ボーレートを固定レートに維持するステップを有することを特徴とする請求項35記載の光通信方法。
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